日田から大分へ。APtrikes250(250ccモデル)の納車ツーリングもいよいよ終盤です。竹田市を抜け、国道57号を豊後大野方面へと進めます。この約119kmの実走は、単なる移動ではなく、このマシンのポテンシャルと課題を洗い出す貴重なテスト走行となりました。
1. 【ルート選択】回転数不明での高速走行リスクを回避
道中、中九州横断道路(自動車専用道路)への分岐が現れましたが、私は迷わず一般道を選択しました。
現在、私のAPtrikes250にはタコメーター(回転計)が装備されていません。250ccエンジン(Zongshen製)の限界回転数が不明なまま、高負荷のかかる高速走行を行うのは、メカニックとしてあまりにリスクが高いと判断したためです。
無理をせず国道442号へ進路を取り、朝地方面へ。小国や久住の過酷な山岳ルートを経験した後では、この平坦な道は非常に穏やかに感じられます。時折すれ違う対向車のライトや、沿道の民家の明かりが、夜間走行の緊張を解きほぐしてくれました。
2. 【走行環境の変化】大野・千歳を経て大分市内へ
国道442号から県道57号、そして千歳、犬飼へと走り抜けます。 国道326号から国道10号へ入り、大野川を渡る頃には、交通量も目に見えて増えてきました。
特筆すべきは、フロントガラスの曇り問題の解消です。標高が下がり気温が安定したことで、あの視界不良が嘘のように消え、非常にクリアな視界が戻ってきました。
国道57号が合流する片側2車線の快走路に入ると、後続車をやり過ごす余裕も生まれ、操作そのものを楽しむ「非日常」の時間が、ようやく「日常」へと馴染んでいくのを感じました。
3. 【インプレ総括】119km走破で見えた「6つの改善課題」
無事に大分まで連れ帰ることができた喜びと同時に、サンデーメカニックとしての血が騒ぎ始めました。実走を経て明確になった、今後のアップデート計画を整理します。
- 機関部の信頼性向上: 主要消耗品やパーツの日本メーカー製への更新
- 収納スペースの拡充: ツーリングや日常使いに耐えうる積載性
- 計器類の精度向上: タコメーターの追加と各種センサーの適正化
- ナビゲーション・ドラレコ設置: 現在地の把握と安全装備の強化
- 足回りの適正化: サスペンション交換による乗り心地と安定性の向上
- 視界対策: 冬季の曇り対策(デフロスターやコーティング)
まとめ:未完成だからこそ愛おしい
APtrikes250には、最近の完成されすぎた乗り物にはない「弄りがい」が詰まっています。この機体は、オーナーの手で育て上げることで完成する、まさに「大人のプラモデル」と言えるでしょう。
次回からは、いよいよガレージでの本格的なカスタマイズが始まります。まずはどこから手をつけるべきか。サンデーメカニックの週末が、再び熱を帯び始めました。
(次回:第5回「サンデーメカニック始動!まずは視界と計器のアップデートから」へ続く)
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